NEW
EMPLOYEE
第一志望の某重工系大手企業の最終面接で見事に落選、再スタートの就活でした。指導教官から頂いた「玄人のみ知る企業リスト」で東京製鐵を発見、元々材料の研究室であった為、思い切って素材メーカーである当社にエントリーしました。面接では、リラックスした雰囲気の中、不思議と飾らない自分を出すことができました。ありのままの自分を出して内定を頂いたのだから、本当の自分を受け入れてくれる会社だと感じ、入社を決めました。
入社し田原工場でホットコイルを生産する圧延課に配属されました。当初は右も左も分からず、自分自身が何をやっているのかさえ分からないほどの状態でしたが、現場で働く方達の要望、意見を必死に聞いて少しでも改善しようとがむしゃらに動きました。自分の為に働くと言うより、現場の方に喜んでもらいたいと言う思いが強かったです。
4年目から九州工場の圧延課に異動になり、H形鋼と厚板の生産を担当するようになりました。田原工場での3年間でも生産ラインの効率化や不具合の改善等を担当してきましたが、異動後はその経験を活かして、さらなる操業パターンやレイアウトの見直し、新しい設備の導入等を通じての効率化・省エネルギー化の検討など、もうワンステップ上の取り組みが出来ていると感じています。
しかし、どんなに忙しくても現場の方に喜んでもらえる環境作りは継続して取り組んでいます。現場の方に喜んでもらえる環境を作ることが生産性向上につながると考えていますので、存在する改善点は現場の方と協力しながら徹底的に解決したいです。そして、今は従来東京製鐵にない考え方を構築しようと考えています。これは、まだ誰にも秘密です(笑)
愚直という言葉は、大学時代の教授がよく使っていた言葉です。学生時代の私は、「愚直」の意味が分からず教授に直接聞いたところ、「今の学生は、こんな言葉も知らないのか」とかなり心配されました。実際に調べてみると、バカ正直な様とあり、物事を全力で取り組むことだと自分なりに解釈しています。
学生時代は、何も感じませんでしたが、社会人になり何か1つのことを一生懸命全力に取り組むと仕事が楽しく、知識も増えることが分かりました。こればプライベートでも同じです。自分の趣味や好きなことに全力で取り組めることは大変素晴らしいことです。困難なことがあっても何とかして乗り越えられると思います。学生さんには、自分のやりたいことがあれば今すぐ全力で取り組んで欲しいと思います。